ギャラリー3では、野田弘志が構想を含め5~6年の歳月をかけ完成した284.2cm×696.8cmの大作、北海道西部ニセコの山岳丘陵地域の大自然とその神秘を描いた「神仙沼―保木将夫氏に捧ぐ―」を展示いたします。
本作は2021年6月10日に逝去いたしましたホキ美術館創設者保木将夫が存命中に完成を望みながら叶いませんでしたが、画家がアトリエを構える北海道の雄大かつ厳しい自然の中でみつけた生と死をここに描ききり、発表するものです。
なお、この大作は、野田弘志が北海道・有珠山の噴火を描いた《蒼天》と並び、ホキ美術館から動かすことのできない展示作品となります。
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野田 弘志《神仙沼 – 保木将夫氏に捧ぐ -》2021年
展示作品
- 野田弘志《蒼天》
- 野田弘志《「崇高なるもの」OP.6》2016年
- 生島浩《5:55》2007-2010年
- 小尾修《止まり木》2021年
- 大矢英雄《まどろみ醒める午後》2009年
- 諏訪敦《玉眼(大野慶人立像)》2018年