過去の企画展

ホキ美術館開館記念第2弾 時を超えて― 静物と風景画展 2011年5月28日(土)~2011年11月13日(日)

対象を見たままに描く、写実絵画に注目が集まってきています。その中心ともいえるのがホキ美術館です。ホキ美術館では現代の約40作家の写実絵画のみを約160点常時展示している、世界でもまれな美術館です。昨年11月3日の開館以来、8万人を越える方が全国各地から来館され、写実絵画との初めての出合いに、驚きと感動を味わってくださいました。
このたび、開館記念第2回目の展覧会としまして「時を超えて ― 静物と風景画展」を、5月28日より11月13日まで開催いたします。本展では、静物画と風景画にテーマを絞り、新作を含めホキ美術館で初めて展示する57作品を中心に、26作家の写実絵画約60点をギャラリー1でご紹介してまいります。
テーマは花、果物、グラスや壺、生物、動物、日本の自然を切り取った深遠なる風景、イギリス、フランスの田園風景など。静物画は、フランドル絵画に見られるような伝統的なテーマのものから斬新な視点で描かれているものまで、いずれもものの質感が巧みに描き出されています。また、風景画では作家の心に残る風景を、長い時間をかけて写実的に描きだしています。単眼レンズで瞬間的にとらえる写真とは違い、人間の両眼で見たままを描いており、どこまでもピントがあっているのが特徴です。写実絵画は、その繊細で緻密な画風から、制作には気の遠くなるような時間が費やされています。画家がとことん一枚の絵と向き合って伝えたかったものは何か。どうぞ皆様の目でお確かめください。展示には本展のための描きおろし9点(五味文彦、藤原秀一、大畑稔浩、芳川誠作)も含まれています。また、写実絵画といっても作家ごとにテーマも描き方も考え方も違います。作家ごとに違う写実の面白さを、比較しながらお楽しみください。

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